丸の内朝大学

食学部

食と農クラス
農家とつながる食生活の楽しみ方

本クラスは、日々の食事や農業に関心の高いビジネスパーソンのためのクラスです。

美味しい農産物をつくっている農家、環境や健康に配慮しながら農業をする農家、親父の背中を目標に頑張っている若手農家。こうした農家の想いや情報を知ることは、新しい食への広がりを感じさせてくれるばかりではなく、食そのものを楽しめるようになります。

今回は、有機食材宅配のパイオニア「大地を守る会」とコラボレーション。丸の内の農園カフェ&バル「Daichi & keats」やJR東京駅の「大地を守るDeli」を舞台に、東京でも出来る農とのつながり方や、フィールドワークでの収穫体験を通じて農家とつながる生活を学びます。

講師
大野由紀恵、石渡稔、農事組合法人さんぶ野菜ネットワーク、久津間紀道、脇坂真吏
日程
全8回(60分) 毎週火曜日 7:15-8:15
場所
学費
39,000円(税込)
定員
60名
申込み受付終了
※申込締切:7月5日の午前0時です。
第1回

7月10日(火) オリエンテーション:農家と生活者の関係づくり

講師:脇坂真吏,大野由紀恵

初回の授業では受講ガイダンスと、講座全体のテーマである食と農のつながり、農家と生活者のつながりを37年前から実践している「大地を守る会」の取り組みについて学ぶ。

第2回

7月17日(火) 朝食を食べながら、普段の食生活を考えよう

講師:脇坂真吏,大野由紀恵

「生産者との顔の見える関係」から生まれた厳選素材を味わえるJR東京駅のエキナカ「大地を守るDeli」の朝食を食べながら、毎日の食生活を振り返り、楽しい食生活について考える。

第3回

7月28日(土) 【フィールドワーク①】夏のとうもろこし収獲体験

講師:石渡稔

神奈川県三浦半島のとうもろこし農家「黒崎有機栽培研究会」へ行き、とうもろこしの収穫を体験する。農家とつながることで得られる情報や、鮮度の良い食材の贅沢さを感じ取ってもらう。

※開催が土曜日となります。
※三崎口駅集合・解散。
※三崎口駅までの交通費は学費に含まれておりません。
第4回

8月7日(火)  息子へ紡ぎたい生活者への想い、これまでの歩み

講師:大地を守る会生産者

まだ有機農業が一般的でなかった何十年も前から、有機農業に取り組んできた生産者の歩みと、息子に伝えたい想いを聞く。

第5回

9月4日(火)  【フィールドワーク②】農家と食卓を囲むと見えてくる風景

講師:大野由紀恵,農事組合法人さんぶ野菜ネットワーク

2回目のフィールドワーク会場は、大地を守る会が今年新しくOPENした農園カフェ&バル「Daichi & keats」。千葉県山武市の「さんぶ野菜ネットワーク」生産者と、育てている農産物を囲みながら、農家とつながる食事を体験する。

※開催が火曜日夜(時間未定:2部選択制)となります。
※会場は「Daichi & keats」(永楽ビル)。現地集合・解散。
※食費は学費に含まれております。
第6回

8月28日(火) 親父から継いだ農業への想い、これからの歩み

講師:大地を守る会生産者

農業が衰退しているこの時代に、農業を継いだ訳、父親の背中を見た想いを、若手生産者から聞く。

第7回

9月11日(火) 生活者のことを考え歩んできた果物農家の想い

講師:久津間紀道

桃やブドウなどの果物を、農薬にできるだけ頼らないで育てる農家から、おいしい果物づくりの秘訣を聞く。

第8回

9月18日(火) 「マイファーマー」の本質とは?

講師:脇坂真吏

授業で学んだことを振り返りながら、食と農の1つのカタチについて、今後の食生活において農とつながることができる、ちょっとした楽しみ方について学ぶ。

申込み受付終了
※申込締切:7月5日の午前0時です。
大野由紀恵
(大地を守る会)

慶應義塾大学法学部卒業後、鉄鋼メーカーに就職するも、有機農業を広げたいと、1年で大地を守る会へ転職。「100万人のキャンドルナイト」「フードマイレージ・キャンペーン」の立ち上げを担当、現在は、今年丸の内にオープンした農園カフェ&バル「Daichi & keats」を通じて、顔の見える食材を通して「農家のおもてなし」を実現すべく奮闘中。

石渡稔
(黒崎有機栽培研究会代表/神奈川県三浦市)

「食べてくれる人がいるからこそつくり続けることができる」と、三浦半島の突端に位置する畑で農業を営む。温暖な気候に恵まれ、水はけがよい肥沃な畑で、春はキャベツや大根、夏やとうもろこしやメロン、秋冬はダイコン、かぶ、ブロッコリーと年間を通して、様々な作物を出荷。

農事組合法人さんぶ野菜ネットワーク
(千葉県山武市)

有機農業を基軸にして地域を元気にしていくために2005年に設立。前身のJA山武郡市睦岡支所園芸部から23年目を迎える。①化学肥料は使用せず堆肥及び有機質100%肥料を使用②生態系保持のため土壌消毒剤と除草剤は使用しない③「いのち」に直結している食べ物をつくっている意識を絶えず持つなどのポリシーのもと、49名の生産者で組織。新規就農希望者が増え、今季は6名が就農。写真は代表理事の富谷亜喜博さん。

久津間紀道
(一宮大地代表/山梨県笛吹市)

笛吹川に沿って桃・ブドウ・スモモ栽培が盛んな、山梨県笛吹市で上質の有機質肥料「モグラたい肥」を使い、一般的栽培の3分の1程度に農薬をおさえて、桃やブドウを栽培。主力の桃は、6月末の日川白鳳から9月上旬のさくら白桃まで20種類以上。土の違いが味に出るため、どの品種も毎年好評を博している。

脇坂真吏
(農業コンシェルジュ)

「小学生のなりたい職業1位を農家にすること」を目標に掲げ活動。東京農業大学在学中に全国の農家を訪れ、日本農業の現状を知る。その後、農業を元気にしようと、農家と消費者を直接結ぶ「野菜ソムリエの店Ef:」の設立、運営などに携わる。大学卒業目前で、大学生と農業をつなぐ株式会社NOPPOを設立。現在は、農家のこせがれネットワークやファッション農業など様々な組織を立ち上げ、農業活性にひた走る。

コース名

[食学部]
食と農クラス 農家とつながる食生活の楽しみ方

講師:大野由紀恵、石渡稔、農事組合法人さんぶ野菜ネットワーク、久津間紀道、脇坂真吏

実施: 特定非営利活動法人農家のこせがれネットワーク

日程
毎週火曜日 7:15-8:15
学費
全8回(60分) 39,000円(税込)
お支払方法
クレジットカード
キャンパス
定員
60名
お問合せ
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申込み受付終了
※申込締切:7月5日の午前0時です。