丸の内朝大学

ルーツ学部

歌舞伎探求クラス
楽しい歌舞伎を楽しく学ぶ

歌舞伎は面白いです。なぜならば江戸時代の日本人が持っていたあらゆるアイディアや洒落の精神が歌舞伎の中に見事に詰まっているからです。歌舞伎は遊びの精神にあふれているので、単に舞台を見るというだけではなく、一緒に江戸の世界で遊んでみましょう。フィールドワークは京都四条、すなわち歌舞伎発祥の地にある南座へ出かけます。冬の京都と、代表的な年中行事「顔見世興行」を心ゆくまで満喫しましょう。

講師
金田栄一
日程
全8回(60分) 毎週水曜日 7:15-8:15
場所
大手町ビル1F「KAITEKI CAFE」
学費
38,000円(税込)
定員
40名
申込み受付終了
※申込締切:10月5日の午前0時です。
第1回

10月7日(水) 時代物と世話物

講師:金田栄一

歌舞伎は大きく分けて「時代物」と「世話物」に分類される。つまり江戸時代よりも古い時代の武家社会を扱ったものと、江戸の庶民を描いたもの、それぞれの味わいをまず感じてみる。

第2回

10月14日(水) 歌舞伎の役柄

講師:金田栄一

「役柄」というのは決して珍しい言葉ではないが、歌舞伎の役柄というのは、実は歌舞伎の本質そのもの。必ず役柄というパターンの中で登場人物が決められているので、ここからお話を追ってみるとわかりやすいはず。

第3回

10月21日(水) 役を表わす衣裳

講師:金田栄一

歌舞伎の衣裳は美しいだけでなく、様々な色や形そして大胆な柄、そこには登場人物の立場や性格などいろいろな情報が盛り込まれている。わかってみればなるほど、そんな見方をしてみるのも楽しい。

第4回

10月28日(水) 三味線と歌舞伎音楽

講師:金田栄一

三味線という楽器は歌舞伎の発祥を追うように大陸から伝わり、日本独自の発展を遂げてきた。特に長唄は歌舞伎と共に育った音楽で明るく華やか。また舞台の効果音としてのアイディア豊かな側面にも注目したい。

第5回

11月11日(水) 訪ねてみよう芝居名所

講師:金田栄一

お芝居の舞台となっている場所も数々あり、江戸すなわち都内にも下町を中心に風情のある芝居名所はある。しかしなんといっても鎌倉周辺が歌舞伎のふるさと。ちょっと散策の役に立つ、そんな情報を伝授。

第6回

11月18日(水) 屋号と掛け声

講師:金田栄一

役者が登場した時に威勢よく掛けられるのが掛け声。ここでは主に「屋号」と呼ばれるいわば役者のニックネームが使われる。また観客が歌舞伎の舞台に参加できるのは唯一ここ、その極意も探ってみよう。

第7回

11月25日(水) 観劇の手引き

講師:金田栄一

いよいよ迫ってきたフィールドワーク。まずは京都の魅力と顔見世ならではの風情など、舞台ばかりでなくその周辺から迫るのも楽しみ。もちろん上演演目の内容と出演俳優の情報もひと通りゲットしておく。

第8回

12月5日(土) 【フィールドワーク】京都南座「吉例顔見世興行」

講師:金田栄一

もし初めての歌舞伎体験がこれなら、それは贅沢!歌舞伎座など東京の芝居もさることながら、伝統ある京都の顔見世はまた格別。しかも歌舞伎発祥の地、ここでしか味わえない芝居見物の原点に触れる絶好のチャンス。

※土曜日開催。
※12月5日(土)の昼の部を観劇。上演時間の詳細については、クラス内で発表します。
※会場は京都南座。現地集合・解散。
※チケット料金、現地までの交通費は学費に含まれていません。
※チケット料金は、クラス内でご案内後、別途徴収します。
申込み受付終了
※申込締切:10月5日の午前0時です。
金田栄一
(歌舞伎座舞台株式会社)

東京都出身。立教大学社会学部卒業。在学中は歌舞伎研究会に所属。1971年、松竹株式会社入社。歌舞伎座に勤務し宣伝課長、副支配人を経て1998年~2003年は歌舞伎座支配人。2005年、株式会社伝統文化放送(歌舞伎チャンネル)代表取締役社長、2008年、歌舞伎座舞台株式会社代表取締役社長、現在は顧問。他に放送大学非常勤講師、中央区民カレッジ講師、よみうり文化センター講師など。

コース名

[ルーツ学部]
歌舞伎探求クラス 楽しい歌舞伎を楽しく学ぶ

講師:金田栄一

実施: 株式会社umari

日程
毎週水曜日 7:15-8:15
学費
全8回(60分) 38,000円(税込)
お支払方法
クレジットカード
キャンパス
大手町ビル1F「KAITEKI CAFE」
定員
40名
備考
※週末フィールドワークあり。
お問合せ
お問い合わせはこちらからお願いいたします。
申込み受付終了
※申込締切:10月5日の午前0時です。