丸の内朝大学

ソーシャルアクション学部

アーバン森暮らしクラス 四万十編
大切なことはすべて森が教えてくれた

昔から、日本人の暮らしのそばには森がありました。澄んだ水、木の道具、栄養価の高い肉、薬草など、ヒトの生活は豊かな生態系の中で育まれていたのです。今、木材価格下落などにより手入れの行き届かない森は荒れ、一方で、都市に暮らすわたしたちの生活も健康的とは言い難い現状があります。このクラスでは、森の恵みを普段の生活に取り入れることで人と森が共生する“アーバン森暮らし”の実践を目指して、楽しく森について学びます。





※動画をWEBサイトで閲覧できない方はこちらからご覧ください。

 

講師
水谷伸吉、石崎英治、新田理恵
日程
全7回(60分) 毎週木曜日 7:15-8:15
場所
新丸の内ビル9F 「コンファレンススクエア902」
学費
39,000円(税込)
定員
40名
申込み受付終了
※申込締切:10月13日の午前0時です。
第1回

10月15日(木) 森のいまを知る

講師:水谷伸吉

日本は、森林率世界第3位の森林大国。日本の森の歴史や、現代の課題などを学びながら、実は日本人にとって身近な森の基礎知識を身につける。

第2回

10月29日(木) 森つくるものづくり

講師:水谷伸吉

日本では古くから、エネルギーにはじまり家から日用品まで、さまざまな場面で木をつかって暮らしてきた。その基となっている日本の林業のしくみと現状について学ぶ。

第3回

11月5日(木) 暮らしをつくる、森の恵み

講師:水谷伸吉

森で育まれる生態系の循環によって、私たちの暮らしを豊かにするさまざまな恵みがもたらされている。特用林産物とよばれる森の恵みについて知識を深める。(ハチミツ、シカ肉、水、オイル、山菜、野草、メープルシロップ、セラピーなど)

第4回

11月7日(土)?11月8日(日) 【フィールドワーク】森を旅する2日間

講師:水谷伸吉

高知県、四万十川の源流域に位置する梼原町を訪れ、四国の深い森を体感しながらこれからの森との関わり方について探っていく。
<内容>※一部変更/追加する可能性があります。
・豊かな森が育んだ食材を思う存分楽しめる郷土料理を茅葺屋根の古民家で味わう。
・実際に木材を間伐している林業現場や木材加工場の見学。
・はちみつの採蜜見学、しいたけほだ場の見学。
・隈研吾氏設計の「梼原町役場」「雲の上のホテル」等見学、温泉入浴。
・龍馬脱藩の道やセラピーロード散策。
・外は満天の星空のもと、囲炉裏を囲んで森を語りあう夜。

※土・日曜日の1泊2日開催。
※高知県龍馬空港集合・解散。
※航空券は各自ご手配ください。飛行機の便は下記で確定しています。
・11月7日(土) ANA561便 8:05 羽田発/9:35 高知着
・11月8日(日) ANA568便 18:20 高知発/19:35 羽田着
(早めに予約して確実にチケットを確保していただくと、より割安な価格で購入できます。)
※現地集合・解散のため、上記指定便の高知到着時間以前、高知出発時間以降のその他便のご利用や、各自で前泊/後泊も可能です。
※現地までの交通費、飲食費、宿泊費等は学費に含まれていません。
※現地での食費・宿泊費は23,000円前後を予定しています。
※事情によりフィールドワークを延期する場合、11月14日(土)?15(日)もしくは11月28日(土)?29日(日)に開催。
第5回

11月19日(木) アーバン森ライフの事例~ジビエ編~

講師:石崎英治

ジビエ料理店のシェフによる特別ジビエメニューを楽しみながら、シカやイノシシと森の関係や、ジビエを自宅もしくはお店で味わう際のポイントを学ぶ。

第6回

12月3日(木) アーバン森ライフの事例~野草茶編~

講師:新田理恵

オリジナル国産野草茶の企画・販売をおこなう新田さんに、 豊かな自然に育まれた日本の野草と暮らしの知恵、ブランド立ち上げのストーリーについて伺う。(tabelの野草茶試飲もおこないます)

第7回

12月17日(木) “わたしのアーバン森ライフ”発表会

講師:水谷伸吉

これまでの授業で学んだことをふりかえりながら、これからの都市生活と森との関わり方について、グループごとにプランを考えて発表。(自分自身の暮らしにフォーカスした決意表明でも、森の課題を解決するような事業プランでも、どちらでもOK。)

申込み受付終了
※申込締切:10月13日の午前0時です。
水谷伸吉
(一般社団法人モア・トゥリーズ 事務局長)

1978年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、2000年より㈱クボタで環境プラント部門に従事。2003年よりインドネシアでの植林団体に移り、熱帯雨林の再生に取り組む。2007年に坂本龍一氏の呼びかけによる森林保全団体「more trees」の立ち上げに伴い、活動に参画し事務局長に就任。森づくりをベースとした国産材の利用促進のほか、カーボンオフセットや地域活性化なども手掛ける。

石崎英治
(株式会社クイージ 代表取締役)

エゾシカフェ店主。北海道新冠町、新得町及び島根県美郷町において、エゾシカやイノシシ等の野生鳥獣における生産工程のマネジメントや、農村地域における体験ツアー等の観光・交流の取組に携わる。また、レストラン経営、イベントへの臨時出店、テレビ・ラジオ・新聞をはじめ各メディアへの出演、料理教室の実施等を通じて「野生鳥獣を食べる文化」の普及・啓発活動を精力的に展開。

新田理恵
(食卓研究家)

管理栄養士、中医国際薬膳調理師という新旧東西の視点から食をとらえ、料理とその周りにある関係や文化も一緒に提案する。国産の植物をもっと活用できないかと国内リサーチをはじめ、伝統茶ブランド「tabel(タベル)」を設立。ローカルの現在や薬草図鑑のウェブサイトも公開し、薬草のある暮らしや文化をつむぐコミュニティを育んでいる。薬草と暮らし「tabel」公式URL:http://tab-el.com/

コース名

[ソーシャルアクション学部]
アーバン森暮らしクラス 四万十編 大切なことはすべて森が教えてくれた

講師:水谷伸吉、石崎英治、新田理恵

実施: 一般社団法人モア・トゥリーズ株式会社バウム

日程
毎週木曜日 7:15-8:15
学費
全7回(60分) 39,000円(税込)
お支払方法
クレジットカード
キャンパス
新丸の内ビル9F 「コンファレンススクエア902」
定員
40名
備考
※週末フィールドワークあり。
お問合せ
お問い合わせはこちらからお願いいたします。
申込み受付終了
※申込締切:10月13日の午前0時です。