種から学ぶおいしい野菜クラス

種から学ぶおいしい野菜クラス
食の未来を創ろう

農業にとって始まりであり、食の原点でもあるのが種。食の未来は、「タネ」に支配され、「タネ」に託されているといっても過言ではありません。このクラスでは、種にこだわる必要性や、無肥料野菜について学びます。毎回、有機野菜と無肥料野菜の食べ比べも実施。フィールドワークでは、秋の無肥料野菜を収穫し、実際に調理し味わいます。この秋、食について本当のことを学び、シードマイスターを目指して、一緒に食の未来を創っていきませんか？

※動画をWEBサイトで閲覧できない方はこちらからご覧ください。

講師: 石井吉彦、李栄子

日程: 全8回(60分)　毎週木曜日　7:15-8:15

場所: 日本ビル6F「3×3 Labo」

学費: 39,500円(税込)

定員: 40名

申込み受付終了

※申込締切：10月6日の午前0時です。

第1回

10月8日(木)　「種の実状を紐解く」

講師：石井吉彦，李栄子

種って何？無肥料栽培って？畑に肥料を入れないってどういこと？など初めて聞く話ばかりで難しそう！？まずは講師の実体験から学ぶ。

第2回

10月22日(木)　「種」について①　野菜の種といってもいろいろ

講師：石井吉彦，李栄子

日常的に食べている野菜の種について考える。現在は昔ながらの固定種は影をひそめ、F1品種が主流となっている。また、種の現場では常識を覆すような化学的な処理などいろいろなことが起こっている事実を知り、学ぶ。

第3回

10月29日(木)　「種」について②　消費者ニーズと種苗法

講師：石井吉彦，李栄子

種の世界も販売競争を勝ち取るため消費者ニーズに応えようとあらゆる方法で品種改良に取り組んでいる。でも本当に消費者が求めていることなのか？本当に安心安全な野菜は、昔ながらの自家採種したものであることを学ぶ。

第4回

11月3日(火)　【フィールドワーク】秋の無肥料野菜の収穫と芋煮会

講師：石井吉彦，李栄子

秋の収穫といえば芋！収穫したてのサツマイモは落ち葉で焼き芋に！味は格別！根菜類をたっぷりと使って自然栽培のお味噌仕立ての芋煮会も実施。

※火曜日(祝日)開催。
※現地集合・解散。（千葉県成田市）
※現地までの交通費は学費に含まれていません。
※現地での費用は、3,500円を予定しています。
※事情によりフィールドワークを延期する場合、11月14日(土)に開催。
※持ち物：汚れてもよい着替え・長靴（汚れてもよい靴）・帽子・軍手・タオル・水筒

第5回

11月12日(木)　「土」について①　土って何で出来ているの？

講師：石井吉彦，李栄子

土と微生物の深～い関係を探る。人間は地球を汚しているが、微生物はいつも地球を清浄化している。土壌微生物のバランス関係は芸術的に働いていることを学ぶ。

第6回

11月19日(木)　「土」について②　耕盤層って何？

講師：石井吉彦，李栄子

野菜の根っこってどうなっているの？固定種とF1の根っこの違いを知る。固定種の根っこは地球上のあらゆるものを溶かしながら突き抜けていく力を持っていることを学ぶ。

第7回

11月26日(木)　「農法」について①　農法っていくつくらいあるの？

講師：石井吉彦，李栄子

農法は350以上あると言われている。その中で本当に安心な農法はあるのか？有機JAS野菜が一番安心な野菜なのか？エコファーマーの野菜って本当に安全なのか？を知り、学ぶ。

第8回

12月3日(木)　「農法」について②　無肥料栽培と有機栽培の違い

講師：石井吉彦，李栄子

無肥料栽培と有機栽培の違いを瓶詰めの実験結果から知る。ここでびっくりする事実が判明。余計な有機肥料を入れることが腐敗の原因であることを知り、学ぶ。

申込み受付終了

※申込締切：10月6日の午前0時です。

: 石井吉彦
(一般社団法人シードマイスター協会理事)

1989年まで自然食品の流通会社に所属し、種の重要性をきっかけに退社。その後、大手商社の種子研究所へ顧問として入社して当時の種の実態を学ぶ。卸売市場の荷受会社にも併用して就職し流通を学びながら有機農産物の全国生産者流通ネットワークを構築。現在は一般社団法人シードマイスター協会の設立によって消費者への食育活動を推進している。