解体新書にっぽんのしぐさクラス
にっぽんの文化がまぶしい夏
日本が誇るコミュニケーションスタイルである「しぐさ」。 魂と魂が共鳴して生まれた「しぐさ」は、時代によって変化してきました。 作法やマナーといったうわべの意味だけでは解けない日本人のしぐさの本質を、 日本語のはじめは音であるというキーワードから解きほぐしていきます。 毎回、日本らしい夏の文化にまつわるエピソードを交えながら、世界中の人々とのコミュニケーションにも役立つ「しぐさ」を学んでみませんか?
※動画をWEBサイトで閲覧できない方はこちらからご覧ください。
- 第1回
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7月6日(月) にっぽんのしぐさ概論
講師:村尚也,西崎櫻鼓
にっぽんのしぐさの概論を学ぶ。日本語としぐさの関係とは、お箸と橋は同じ?、お箸の使い方で見えてくる日本、あいさつは人と人との橋渡し、がキーワード。
- 第2回
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7月13日(月) 土用丑の日の鰻は万葉集の時代から!?
講師:村尚也,西崎櫻鼓
土用の丑の日は実ははるか昔からあった?土用の丑の日について学ぶ。日本人は陰陽五行説にとりつかれている?扇子、うちわ、手ぬぐいの使い方について。
- 第3回
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7月27日(月) 打ち上げ花火は雷さまへのメッセージだった!?
講師:村尚也,西崎櫻鼓
夏と言えば打ち上げ花火。そもそもの打ち上げ花火の起源から学ぶ。花見、月見にこめられた祈りとは?目をみつめるのは本当はいけない?
- 第4回
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8月3日(月) 夏祭りの意味とは?盆踊りはなぜ円い?
講師:村尚也,西崎櫻鼓
夏祭りの意味、盆踊りの始まりについて学ぶ。さらに、ゆかたと帯、下駄、草履のステキな着こなしを紹介。
- 第5回
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8月24日(月) 日本の幽霊には足があった!?あおぐことと招くこと。
講師:村尚也,西崎櫻鼓
もう一つ、日本の夏らしいテーマと言えば、幽霊。「日本人はなぜ人を呼ぶのに手を伏せて招くか?」「5本の指には意味がある。」など幽霊からはじまり、手のしぐさの奥深さを学ぶ。
- 第6回
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8月31日(月) 夏のお祓いと祈りはどう違うのか?
講師:村尚也,西崎櫻鼓
七夕、菊や桃や菖蒲の節句、日本の行事や節句はなんのためにあるのか?塩や水で身を浄めるのはなぜ?夏のお祓いとは?
- 第7回
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9月7日(月) 江戸の水事情、江戸の名物火事に喧嘩、火消しの話
講師:村尚也,西崎櫻鼓
江戸時代の風俗に始まり、江戸の粋といなせを学ぶ。斜に構えると女は美人に、男はダンディになる?
- 第8回
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9月12日(土) 【フィールドワーク】銀座で楽しむ日舞と浴衣
講師:村尚也,西崎櫻鼓
食事をしながら、日本舞踊を鑑賞。その後、浴衣の着こなし講座、日本のしぐさ実践編を舞台にあがって楽しむ。
※土曜日開催(終了は16時頃を予定)。
※tsukiji無限流(築地)集合・解散。
※チケット料金、現地までの交通費は学費に含まれていません。
※食事代は学費に含まれています(1ドリンク注文制:各自負担)。
※浴衣をお持ちでない方は貸し出します。
- 村尚也
(日本舞踊家)
日本伝統芸能舞台演出家。能や歌舞伎の演出、文楽やJポップの振付など。NHK Eテレ「にっぽんの芸能」の他、「紅白歌合戦」「新春隠し芸大会」等の演技指導や振付、出演。日舞の異ジャンルとのコラボやアングラ劇場での上演など、革新的先鞭をつけてきた。著書も多い。 文化庁・芸術選奨、芸術祭賞ほか選考委員を歴任。文化学院講師。 公式URL:http://www.murasan-nippon.com
- 西崎櫻鼓
(日本舞踊家)
3歳から日本舞踊を始める。「おどりの空間」所属。国内外とも数多くの公演を経験。2013年12月には、初のソロリサイタルを駒込の天然寺にて行う。通常は5人で構成される「累草紙」を、1人で挑戦。音源は落語家・林家彦六師匠の「累草紙」、清元の「累」を交えてつくられた。西崎緑江師の後継者として修行中。 公式URL:http://www.sakurako-infinity.com/
- コース名
[ルーツ学部]
解体新書にっぽんのしぐさクラス にっぽんの文化がまぶしい夏講師:村尚也、西崎櫻鼓
- 日程
- 毎週月曜日 7:15-8:15
- 学費
- 全8回(60分) 39,500円(税込)
- お支払方法
- クレジットカード
- キャンパス
- 日本ビル6F「3×3 Labo」
- 定員
- 40名
- 備考
- ※週末フィールドワークあり。
- お問合せ
- お問い合わせはこちらからお願いいたします。