丸の内朝大学

地域学部

奄美シマ唄クラス
唄で感じる文化のグラデーション

世界自然遺産候補地として注目されつつある奄美群島。有人8島で構成される島々には、大和と琉球の影響を受けた文化がグラデーションを織りなし色濃く残っています。その文化の違いは、人々の生活に根付いたシマ唄により強く感じることができます。このクラスでは、シマ唄を切り口に各島の文化の特徴を学び、実際に「沖永良部島・与論島」を訪れ、島の魅力にどっぷり浸ります。ぜひこの機会にシマンチュの仲間入りしてください!





※動画をWEBサイトで閲覧できない方はこちらからご覧ください。

講師
川畑さおり、内山五織、新元一文、前田博美、西あけみ、松元英雄、中村瑞希
日程
全8回(60分) 毎週金曜日 7:15-8:15
場所
学費
39,000円(税込)
定員
40名
申込み受付終了
※申込締切:10月8日の午前0時です。
第1回

10月10日(金) 奄美シマ唄はひとつじゃない!

講師:前田博美,中村瑞希

元ちとせさんや中孝介さんの活躍でメジャーになった奄美シマ唄。島によって独自の深まりを見せる「真のシマ唄」の世界を、まずは体感することからスタート。

第2回

10月24日(金) 唄で喜界島を知る

講師:川畑さおり,他

いまや国内産ゴマの生産日本一の喜界島。隆起サンゴのこの島には、奄美大島では見られない伝統的な景色が数多く存在する。そんな喜界島に残る伝説や、島民性と言える人々の生き様をシマ唄を通じて学ぶ。

第3回

10月17日(金) 唄で徳之島を知る

講師:内山五織,他

小さな子からお年寄りまで誰もが熱狂する闘牛。世界自然遺産候補地のコア地域として自然を守り抜いてきた自然観。静と動が絶妙に入り交じった徳之島の生き様を唄で感じる。

第4回

10月31日(金) シマの伝統行事八月踊りを体験!

講師:新元一文,他

奄美大島では毎年旧暦8月に考祖祭という祭りが催され、老若男女が列を作って各家を回り、庭に円陣を作って、中央に篝火を焚き、歌を歌い、太鼓を打ち鳴らし、足並みを揃えて踊る。その伝統行事を実際に触れる。

第5回

11月7日(金) 唄で沖永良部島を知る

講師:前田博美,他

花の島OkinoeLove島。そこは文化境界の島。隆起サンゴの島であり、赤土に覆われた島でありながら明治時代には海外に輸出をしていた農業の島沖永良部。その島民性を唄で知り、フィールドワークのポイントも解説する。

第6回

11月14日(金) 唄でヨロン島を知る

講師:西あけみ

鹿児島県最南端、奄美随一のリゾート“パナウル王国”ヨロン島。沖縄まで28kmの位置にあるヨロン島は文化のグラデーションの際。映画「メガネ」のロケ地でもあるヨロンを唄で知り、フィールドワークのポイントも解説する。

第7回

11月22日(土)-24日(月・祝) 【フィールドワーク】in 沖永良部・ヨロン島

講師:前田博美,西あけみ,他

奄美の中でも特につながりが強い「兄弟島」=沖永良部島・ヨロン島。島に息づく唄の文化と人々の営みを通して、わざわざ行くからこそわかる島の風土を感じる。

※土・日・月曜祝日の2泊3日開催。
※与論空港集合(予定13:40)・沖永良部空港解散(予定16:00)
※現地までの交通費は学費に含まれていません。
※現地までの航空券については、事務局で予め予約をしており、航空券、宿泊、移動、食費をすべて含めて11万~11万5千円を予定しております。
(■往路:羽田空港→那覇空港→与論空港、■復路:沖永良部空港→鹿児島空港→羽田空港)
※前泊・後泊など個人で交通のご手配される場合は、初回の授業10月10日中に、その旨をご連絡いただければこちらで押さえている航空券の予約をキャンセルいたします。
※航空券をキャンセルした場合、現地での宿泊、移動、食費として別途3万円~3万5千円程徴収させていただきます。
※航空券については、JAL、ANA以外にもソラシドエア、スカイマーク、ジェットスター、バニラエアなど格安航空券を提供している会社がございます。
※沖縄や鹿児島からフェリーも運航しておりますので、そちらも併せてご確認ください。
第8回

12月12日(金) まとめのワークショップ

講師:松元英雄

このクラスで見たり聞いたりしたことを、写真や動画で振り返り、島やシマ唄の発展のためにできることを考える。

申込み受付終了
※申込締切:10月8日の午前0時です。
川畑さおり
(唄者)

喜界島生まれ。9歳から安田民謡教室で島唄に親しむ。平成21年奄美民謡大賞「大賞」受賞を始め、鹿児島大会、全九州大会、日本民謡ヤングフェスティバル全国大会2014等で「グランプリ」に輝く。また、島唄の伝承活動にも尽力し、平成25年度高円宮殿下記念表彰に選ばれ名誉ある「地域伝統芸能奨励賞」 受賞。近年では、CDの発売や国内外での公演を通じて島唄の普及に努め、奄美島唄界の次代を担う有望新人。

内山五織
(唄者)

1980年、徳之島生まれ。島唄を20歳の時に始める。2006年奄美民謡大賞新人賞、日本民謡ヤングフェスティバル2009にてグランプリ受賞。2014年から伊仙町役場企画課に勤務し、奄美群島世界自然遺産の推進にも尽力する傍ら、唄者としても積極的に活動する。

新元一文
(唄者)

奄美大島宇検村出身。1998年結成のシマ唄漫談ユニット「サーモン&ガーリック」でボーカルと三味線を担当、同ユニットで2008年FUJI ROCK FESTIVAL出演。地元青年団と共にオリジナルソングCD制作プロデュースも行う。奄美市の職員として観光まちづくりに精力的に取り組み、バンド活動では笑いを交え、ふるさと奄美を表現する。共通するのは「シマのことを誇りに思ってもらいたい」という思い。

前田博美
(唄者)

1990年、沖永良部生まれ。幼い頃より沖永良部島で育ち,唄者であり師匠である祖母、前田綾子の影響により島唄・三線を習い始める。2000年、沖永良部民謡・三線 新納安栄氏に師事入門。2008年、沖縄県立芸術大学音楽学部に入学し、琉球古典音楽を学ぶ。2013年、沖縄タイムス伝統芸能選考会 三線・最高賞受賞。島内外多くのイベントに参加し、活躍している。

西あけみ
(唄者)

1968年、与論島生まれ。与論町中央公民館で開催されている公民館講座において三線教室の講師歴11年目。与論にしかない民謡とメロディにとても興味を持ち、島唄を通して島の文化や歴史を学び、そして伝えている。

松元英雄
(ぐーんと奄美 一般社団法人奄美群島観光物産協会統括リーダー)

ぐーんと奄美設立時から現在の仕事に携わり3年目を迎える。奄美群島には、喜界島をはじめ人が住む島が8島あり、それらの島々をつないで全国に発信するのが仕事。島々の個性を活かしながら、奄美群島として発信する日々を送る。

中村瑞希
(唄者)

奄美市笠利町出身。小学生の頃から島唄を歌い始め、地元のコンテストで数多くの優秀賞を獲得。1998年、第19回奄美民謡大賞で新人賞に輝く。2005年、平成17年度民謡民舞全国大会において内閣総理大臣賞に輝く。中村瑞希&ハシケンとして、映画「千年の愉楽」では、主題歌を担当。どのような形でも中村瑞希の世界をいかんなく発揮し、幅があり、深くてどこまでも伸びるその声の魅力は聴くものを捉えて離さない。

コース名

[地域学部]
奄美シマ唄クラス 唄で感じる文化のグラデーション

講師:川畑さおり、内山五織、新元一文、前田博美、西あけみ、松元英雄、中村瑞希

実施: ぐーんと奄美 一般社団法人奄美群島観光物産協会

日程
毎週金曜日 7:15-8:15
学費
全8回(60分) 39,000円(税込)
お支払方法
クレジットカード
キャンパス
定員
40名
お問合せ
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申込み受付終了
※申込締切:10月8日の午前0時です。