丸の内朝大学

ルーツ学部

歌舞伎探究クラス
歌舞伎を楽しく学ぶ60分

歌舞伎はおよそ400年前に日本人が創り上げた大衆娯楽の最高傑作です。歌舞伎を見れば、日本人が持っている洒落の精神やアイデアの豊かさが実によくわかります。そのパワーや傾(かぶ)く精神を吸収し、江戸から続く非日常の世界を心ゆくまで満喫しましょう。今回のフィールドワークは多くのご要望に応えていよいよ京都南座の「顔見世興行」へ出発! 師走の京都の賑わいと歌舞伎の真髄を心ゆくまで味わえる絶好のチャンスです。





※動画をWEBサイトで閲覧できない方はこちらからご覧ください。

講師
金田栄一
日程
全8回(60分) 毎週水曜日 7:15-8:15
場所
学費
38,000円(税込)
定員
40名
申込み受付終了
※申込締切:10月6日の午前0時です。
第1回

10月8日(水) 芝居小屋から劇場へ

講師:金田栄一

歌舞伎が生まれたのは河原、そして非日常の楽しさを秘めた小屋へと移り、さらに華やかな社交の場を兼ねた近代の劇場へ。今も劇場はしばしの夢舞台を体験できる大人のワンダーランド。

第2回

10月15日(水) 伝説を作った役者たち

講師:金田栄一

観客を酔わせるのが役者の仕事。江戸の團十郎から始まり多くの役者が歌舞伎人気を支えてきたが、その活躍ぶりはまた多くの逸話を生み今に伝えられている。そんな役者たちの今昔を追ってみる。

第3回

10月22日(水) ひと言で決める名せりふ

講師:金田栄一

歌舞伎の魅力の一つは心地よい名せりふ。ごく短いひと言に登場人物のすべてが込められ、物語が急展開することも……。心にしみるひと言や七五調の心地よい響きなど、声に出してみるのもまた一興。

第4回

10月29日(水) 外題(げだい)は言葉遊びの極致

講師:金田栄一

歌舞伎の題名は「外題」と呼ばれ、五文字・七文字といった定型の中に作者のあらゆるアイデアや遊び心が込められている。文字並びの美しさや読んだ時のリズムまで、計算しつくされたその完成度はお見事。

第5回

11月5日(水) 裏方の技

講師:金田栄一

華やかな役者の活躍もさることながら、それを支える裏方たちもまた飛び切りのプロ集団。大道具・小道具・衣裳・床山など、それぞれの分野には伝統に培われた技と心意気があふれ、舞台裏の料理人たちが腕をふるっている。

第6回

11月19日(水) 歌舞伎キーワードあれこれ

講師:金田栄一

まだまだある歌舞伎のあれこれ。知っている言葉、知らない言葉、ちょっと知っておくと楽しい知識など、歌舞伎の様々な側面を切り取ってみる。

第7回

11月26日(水) フィールドワークに向けて:観劇の手引

講師:金田栄一

フィールドワークの南座観劇に向けて、劇場の内外や演目のいろいろなど、役に立つ情報をまずは予習。

第8回

12月6日(土) 【フィールドワーク】 京都南座「吉例 顔見世興行」観劇

講師:金田栄一

一度は見ておきたい京都の「顔見世」。冬の京都の風物詩として街を挙げての年中行事で、役者の顔ぶれはもちろんのこと華やかな客席の雰囲気は格別。ここでしか味わえないぜいたくさは間違いなく貴重な体験となるはず。

※土曜日開催。昼の部を観劇。
※京都南座集合・解散。
※チケット及び京都南座までの交通費は学費に含まれていません。
※京都の観光ハイシーズンのため、受講が確定された方は各自すみやかに交通手段の手配(新幹線の予約等)を行ってください。
※チケット料金は、講座内でご案内後、別途徴収します。
申込み受付終了
※申込締切:10月6日の午前0時です。
金田栄一
(歌舞伎座舞台株式会社 顧問)

東京都出身。立教大学社会学部卒業。在学中は歌舞伎研究会に所属。1971年、松竹株式会社入社。歌舞伎座に勤務し宣伝課長、副支配人を経て1998年~2003年は歌舞伎座支配人。2005年、株式会社伝統文化放送(歌舞伎チャンネル)代表取締役社長、2008年、歌舞伎座舞台株式会社代表取締役社長、現在は顧問。他に放送大学非常勤講師、中央区民カレッジ講師、よみうり文化センター講師など。

コース名

[ルーツ学部]
歌舞伎探究クラス 歌舞伎を楽しく学ぶ60分

講師:金田栄一

実施: 株式会社umari

日程
毎週水曜日 7:15-8:15
学費
全8回(60分) 38,000円(税込)
お支払方法
クレジットカード
キャンパス
定員
40名
お問合せ
お問い合わせはこちらからお願いいたします。
申込み受付終了
※申込締切:10月6日の午前0時です。