にっぽんのしぐさ入門クラス
日舞に学ぶグローバルな視点基礎編
日々の挨拶、お箸の使い方、正座、着物や浴衣を着たときの歩き方など、普段は気にもとめていない「しぐさ」の中で私たちは暮らしています。「日本文化」の宝庫「しぐさ」を見つめれば、そこに日本人の心が見えてきます。また、日本の歴史が見えてきます。グローバル社会の中、「しぐさ」 の本当の意味を知ることで、“日本のエレガント”を身につけ発信してみませんか?
※動画をWEBサイトで閲覧できない方はこちらからご覧ください。
- 第1回
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7月8日(火) にっぽんの挨拶
講師:村尚也,西崎櫻鼓
明治以前の日本では、ひざと小腰をかがめて、身体全体で心をこめた「おじぎ」をして、挨拶をしていた。海外の方にも心の通じる「おじぎ」とはどんなものかを学ぶ。
- 第2回
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7月15日(火) 日本の箸はなぜ横に置く?
講師:村尚也,西崎櫻鼓
日本では食卓で横に置く箸。そこには、日本人の精神がある。毎日、当たり前に使っているお箸ひとつとっても、私たち日本人の豊かな感性を読みとることができる。知ることは心を豊かにしてくれる。
- 第3回
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7月22日(火) グローバル社会での目の合わせ方
講師:村尚也,西崎櫻鼓
日本では古来、目を見ながら話す習慣がなかった。現在では、海外での交渉も当たり前になっているなか、グローバルな視点を持ち、世界にも対応する、相手との目の合わせ方を提案する。
- 第4回
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7月29日(火) 日本の 「言葉」 についてのお話
講師:村尚也,西崎櫻鼓
日本語には自分を表現する言葉だけでも、たくさんの表現がある。これは外国人は理解できないことである。この回は、日本語のおもしろさ、世界に例をみない日本語の不思議などを学ぶ。
- 第5回
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8月5日(火) 斜めの魅力:幽霊から、3秒で出せる色気まで
講師:村尚也,西崎櫻鼓
斜めをうまく利用することで、簡単に色気のあるポーズをつくり出すこともできる。また、色気とはほど遠いほどの強い形も演出できる。この回は斜めの魅力を、堪能し、学ぶ。
- 第6回
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8月26日(火) 正座はむかし、正座ではなかった?!
講師:村尚也,西崎櫻鼓
私たちが知っている正座は、いったいいつから「正しい座り方」となったのだろう?正座の歴史、面白い裏話などを織り交ぜて、正しい正座、しびれにくい座り方を身につける。
- 第7回
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9月2日(火) 日本の伝統芸能の形、振り、しぐさについて
講師:村尚也,西崎櫻鼓
日本伝統芸能の「形」「振り」や「しぐさ」には、すべてに意味がある。そのルーツをたどると、はっきりとした言葉や、意味にたどり着く。
- 第8回
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9月13日(土) 【フィールドワーク】ザ・日舞の一日
講師:村尚也,西崎櫻鼓
上大岡にある、久良岐能舞台へ。村尚也が主宰する超流派・日本舞踊集団<おどりの空間>の日本舞踊を見学する。その後舞台に上がり、伝統芸能の踊り、作法のコツから、“ザ・日舞”への参加まで体験する。
※土曜日開催。
※現地集合・解散。
※現地経費は学費に含まれています。
- 村尚也
(日本舞踊家)
1953年東京生まれ 日本伝統芸能舞台演出家 日本舞踊、文楽など古典芸能をはじめ、新劇、ミュージカル歌謡曲、ロック、ニューミュージックまで振付。NHK Eテレ「にっぽんの芸能」での解説出演。「紅白歌合戦」「新春隠し芸大会」などでも演技指導や振付、出演。「真夏の夜の夢」での荒事演技「夜桜お七」での般若の舞など話題をつくった。 文化庁・芸術選奨、芸術祭賞ほかの選考委員を歴任。文化学院講師。
公式URL:http://www.murasan-nippon.com
- 西崎櫻鼓
(日本舞踊家)
3歳から日本舞踊を始める。<おどりの空間>のメンバーとして、国内外とも数多くの公演を経験。2013年12月には、初のソロリサイタルを駒込の天然寺にて行う。お寺の本堂で、おどりの空間の代表作とも言える「累草紙」、通常は5人で構成されているところを1人で挑んだ。音源は落語家・林家彦六師匠の「累草紙」、それと清元の「累」を交えてつくられた。新たな挑戦と伝統の継承の精神をもち、西崎緑江師の後継者として修行中。
公式URL:http://www.sakurako-infinity.com/
- コース名
[表現学部]
にっぽんのしぐさ入門クラス 日舞に学ぶグローバルな視点基礎編講師:村尚也、西崎櫻鼓
- 日程
- 毎週火曜日 7:15-8:15
- 学費
- 全8回(60分) 39,000円(税込)
- お支払方法
- クレジットカード
- キャンパス
- 定員
- 40名
- 備考
- 週末フィールドワークあり
- お問合せ
- お問い合わせはこちらからお願いいたします。