丸の内朝大学

ルーツ学部

日本の生活美クラス
日本の美意識を暮らしに取り入れる

日本では古くから、暮らしに根ざしたさまざまな場面で慣わしやしきたりが生まれ、季節に寄り添いながら大切にしてきた美しい生活様式があります。日本人の美しい所作やおもてなしのこころ、デリケートさと芯の強さ、懐の深さ。目を凝らし、耳を澄ませば身近な風景や日々の中にも生活を彩る小さなヒントや愉しみは散りばめられています。その一つひとつをつなげ広げていき、美しいと感じる心を育てていけたらと願っています。





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講師
小沢直平、佐原和人、内田悟、小山祥明、大工原智子、近藤真理子、泉二弘明、壤晴彦、塚田有一
日程
全9回(60分) 毎週木曜日 7:15-8:15
場所
学費
39,000円(税込)
定員
40名
申込み受付終了
※申込締切:7月8日の午前0時です。
第1回

7月10日(木) =切り絵の世界=うちわに剪画

講師:小沢直平

剪画と言っても、難しいことをする訳ではなく、一枚の和紙をカッターで切り、仕上げていくだけ!アイロンで貼ることのできる和紙を使うため手も汚さず、乾かす時間もいらず。オリジナルのうちわを作成する。

第2回

7月17日(木) 絵の生まれる背景

講師:佐原和人

どうして、どのようにして生まれたのか。それぞれの絵画には背景があるものだが、一見しただけでは読み解きにくく、どう感じたらいいかわかりにくいもの。背景を知ることで、作品世界に深く入り込む入口を見つける。

第3回

7月24日(木) やさいの旬から四季を学ぶ

講師:内田悟

旬の野菜を選ぶ。八百屋のオヤジが毎日野菜を見て、さわって、食べて感じている事実に基づいた「野菜の見方」を、内田流やさいのメキキ8カ条を踏まえながら伝える。

第4回

7月31日(木) くらしの知恵を学ぼう!簡単便利なふろしき講座

講師:小山祥明,大工原智子

ふろしきは古くから使われた、物を包むための道具。内容物によってさまざまに形を変え、用途に合わせたアレンジも可能。現代の暮らしでも簡単・便利に使える優れもの。どんな形も包み込む技を体験する。

第5回

8月7日(木) 歌舞伎の小道具にみる、日本の伝統美

講師:近藤真理子

日本の伝統芸能である歌舞伎。その小道具の中には、江戸時代から受け継がれてきた伝統の職人技が今も生きている。実際にいくつかの小道具に触れながら、その美しさを体感する。

第6回

8月21日(木) 新しい時代のものづくりと街並みに似合う着こなし

講師:泉二弘明

世界初!オスだけの純国産繭「プラチナボーイ」の作り手とチームを組んだ正真正銘メイドインジャパンのものづくりや、地域密着の草木染「銀座の柳染め」のお話。現代の街並みに似合うコーディネート術まで。

第7回

8月28日(木) 美しい日本語の発声と発音①

講師:壤晴彦

世界で最も「無理と無駄のない発声」とされている日本の伝統的発声法。着物文化が生んだこの声で美しい日本語を語ろう。心身のストレスを除き健康効果も抜群。

第8回

9月4日(木) 美しい日本語の発声と発音②

講師:壤晴彦

日本語に宿る「言霊」。それは「自分の声」で語ることで、正しく深く感じ取ることができる。日本の詩歌のフレーズを「日本の発声」で音読すると、あなたの心に何が聞こえてくるだろう?

第9回

9月11日(木) 重陽の節供とお月見:菊と月でrebirthする

講師:塚田有一

現代の都市で暮らしていると、いつの間にか季節は移ろい、忙しさに季節の手触りは埋もれていってしまう。お節供は季節の行き交う祭り。その時だけでも少しの間じっとして、風の音信に耳をかたむけるひとときを持つ。

申込み受付終了
※申込締切:7月8日の午前0時です。
小沢直平
(剪画師 二代目直平)

1943年、朱肉屋の次男として杉並区阿佐ヶ谷に生まれる。1956年に剪画を始め、以後個展を数十回開催。1980年日本剪画協会会長石田良介師と出逢い、師事を仰ぎ、日本剪画大賞をはじめ多くの賞を受賞。「直平剪画教室」開講、ゆるキャラ「キッチーとジョージ」を創作など活動は多岐にわたる。2011年には、雅号を二代目直平と改名。第26回国民文化祭で向日市議会議長賞を受賞するなど活躍中。

佐原和人
(アーティスト)

1975年東京都生まれ。アクリル絵具などの画材に水を多用する技法で、絵画作品や映像作品を手がける。身体感覚に基づいたワークショップを通して香りを描く「観香倶楽部」という試みや、「モーション・ペインティング」と名づけた絵画と映像の中間となる作品群を制作している。国内外でのギャラリーや美術館等での作品展示・上映、ワークショップなどの活動のほか、東邦大学などで講師も務めている。
公式URL:http://www.web-sahara.com/

内田悟
(築地御厨 つきじみくりや 店主)

フランス料理店で修行中に野菜への関心を深め、26歳より青果納品業に勤務。その後、築地場内で有機無農薬野菜を販売。2005年、東京中央区にレストラン専門青果店「築地御厨」を創業。2007年より本業のかたわら消費者向けに無料の「やさい塾」を開講し、安全安心な野菜の選び方や扱い方を独自の視点で伝える。TVや雑誌などでも活躍中。
公式URL:http://www.yasaijyuku.com/

小山祥明
(宮井株式会社 企画開発室 課長)

大阪府出身。社内ギャラリーにおいて企画展示を担当。 装道きもの学院にて「風呂敷と袱紗の知識」年2回、その他講座や、海外でもとらやパリ店にて「とらや和サロン」、イギリスにてJAPAN SOCIETY LONDON主催「FUROSHIKI PROJECT」において講師を務める。書籍では『美の壺-風呂敷』、教科書・雑誌・TV等への取材協力多数。博物館・美術館への自社コレクション貸出や展示企画協力を行う。

大工原智子
(FUROSHIKIラッピング・コーディネーター)

1979年東京都出身。5年程前、雑貨の商品企画に携わった際に商品のラッピングアイテムとしてふろしきと出会う。以来、旅行や普段の生活の中で使用するようになり、包むものを選ばず、1枚で様々に形を変え、アレンジができるところに魅力を感じるようになる。現在は日本風呂敷協会東京支部にてギャラリーの案内や包み方教室を担当する。

近藤真理子
(藤浪小道具株式会社 演劇部演劇課主任)

1977年東京生まれ。2000年藤浪小道具株式会社にアルバイトとして入社。歌舞伎をはじめ様々な商業演劇の裏方として経験を積み、2003年、専門スタッフ、2012年には正社員になる。現在は市川海老蔵の舞台を中心に多くの歌舞伎公演をチーフとして担当。今後は、伝統芸能の中で後継者が絶えかかっている技術や物、いわば「絶滅危惧小道具」を次代に繋げてゆくべく、活動を広げてゆく予定である。

泉二弘明
(株式会社銀座もとじ 代表取締役社長)

1949年奄美大島生まれ。1979年に銀座に店舗を開店以来、織りや染めに特化した専門店「和織」「和染」のほか、和文化の発信基地「ぎゃらりー泉」、業界初となる男の着物専門店「男のきもの」など、専門特化した店づくりを行う。”新しい時代の新しい着物専門店”をスローガンに、素材にこだわった顔の見えるものづくりを進めている。
公式URL:http://www.motoji.co.jp/

壤晴彦
(俳優)

大蔵流狂言師、茂山千作師に師事。劇団四季を経て現在フリー。蜷川幸雄演出「テンペスト」「卒塔婆小町」等に主演。演劇倶楽部「座」を主宰、新様式の演劇「詠み芝居」を定期公演。演技指導者としても定評高く、様々なワークショップを実施中。「ライオンキング」「24」「パイレーツ・オブ・カリビアン」等の声優としても活躍。日本朗読文化協会顧問。大阪芸術大学講師。
公式URL:http://za01.com

塚田有一
(フラワーアーティスト)

立教大学経営学部卒業後、草月流家元アトリエ/株式会社イデーFLOWERS@IDEEを経て独立。世田谷ものづくり学校「学校園」/東京大学「こまみどりプロジェクト」など手掛ける。2011年よりIIDグリーンディレクター。2012年建築家平田晃久氏とともにOKAMURA DESIGN SPACE R「FLOW_ER」展を行う。2011年以降「花綵列島プロジェクト」始動。各地で「めぐり花」の活動を続ける。

コース名

[ルーツ学部]
日本の生活美クラス 日本の美意識を暮らしに取り入れる

講師:小沢直平、佐原和人、内田悟、小山祥明、大工原智子、近藤真理子、泉二弘明、壤晴彦、塚田有一

実施: good mornings株式会社

日程
毎週木曜日 7:15-8:15
学費
全9回(60分) 39,000円(税込)
お支払方法
クレジットカード
キャンパス
定員
40名
お問合せ
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申込み受付終了
※申込締切:7月8日の午前0時です。