歌舞伎探求クラス
歌舞伎を楽しく学ぶ60分
歌舞伎はその語源が「傾(かぶ)く」といわれる通り、時代の先端を行き奇想天外なアイデアが詰まったパワーあふれる芸能です。まさしく江戸時代の日本人が創り上げた大衆娯楽の最高傑作ですが、舞台の美しさや物語の醍醐味ばかりでなく、様々な言葉遊びや洒落の精神がその中に生かされ自由奔放に展開してゆきます。このクラスでは歌舞伎のそんな側面にスポットを当て、面白さを探求していきます。
※動画をWEBサイトで閲覧できない方はこちらからご覧ください。
- 第1回
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10月7日(月) 劇場と観客
講師:金田栄一
劇場という言葉はどこか非日常の場という響きを持っているもの。江戸時代は「芝居小屋」と呼ばれ日常とは違う江戸庶民の歓楽の場として人気を博し、今も劇場と観客は夢の異空間を共有しているはずだ。
- 第2回
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10月21日(月) 役者の世界
講師:金田栄一
歌舞伎は世界でも珍しい「役者」が主体の演劇。今も歌舞伎は多くの人気役者によって華が競われ、魅力ある舞台が展開されている。親から子へと芸の伝承が続けられているが、しかしそれも決して制度ではない。
- 第3回
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10月28日(月) 歌舞伎外題(げだい)の面白さ
講師:金田栄一
歌舞伎演目の題名は「外題(げだい)」と呼ばれ、江戸時代の作者の様々な工夫が盛り込まれている。難解に見えるその外題も、解き明かしてみれば江戸の人たちの言葉遊びの面白さが堪能できる。
- 第4回
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11月11日(月) 團十郎と歌舞伎十八番
講師:金田栄一
「歌舞伎十八番」とは七代目市川團十郎が制定した「團十郎家の家の芸」。つまり初代から伝わるお家の得意芸だが、『勧進帳』『助六』など今も人気の演目が数々ある
- 第5回
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11月18日(月) 芝居名所を探る
講師:金田栄一
歌舞伎の舞台となっているのは江戸の町? 実は案外多いのが鎌倉。いろいろな演目ゆかりの地を探ってみれば意外と身近にあるもの。上演にちなんで役者が訪問することも多い。
- 第6回
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12月2日(月) フィールドワークに向けて:観劇の手引
講師:金田栄一
フィールドワーク「歌舞伎座観劇」に向けて、劇場の案内とともに演目の解説、見どころなどを紹介。
- 第7回
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12月7日(土) 【フィールドワーク】歌舞伎座新開場柿葺落「十二月大歌舞伎」観劇
講師:金田栄一
歌舞伎座の魅力に触れるとともに、生の舞台から歌舞伎の醍醐味や楽しさを探求してもらう。
※土曜日開催。
※観劇料は学費に含まれています。
※FWの詳細はクラスにてお伝えします。
- 第8回
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12月9日(月) 歌舞伎キーワードのいろいろ
講師:金田栄一
まだまだたくさんある歌舞伎のキーワード。ちょっと知っておくと役に立つ歌舞伎用語の豆知識など、この機会に身に付けよう。
- 金田栄一
(歌舞伎座舞台株式会社 顧問)
東京都出身。立教大学社会学部社会学科卒業。在学中は歌舞伎研究会に所属。1971年、松竹株式会社入社。歌舞伎座に勤務し宣伝課長、副支配人を経て1998年~2003年は歌舞伎座支配人。2005年、株式会社伝統文化放送(歌舞伎チャンネル)代表取締役社長、2008年、歌舞伎座舞台株式会社代表取締役社長、現在は、顧問。放送大学非常勤講師、中央区民カレッジ講師、読売日本テレビ文化センター講師ほか講演、執筆など多数。
- コース名
[ルーツ学部]
歌舞伎探求クラス 歌舞伎を楽しく学ぶ60分講師:金田栄一
実施: 株式会社umari
- 日程
- 毎週月曜日 7:15-8:15
- 学費
- 全8回(60分) 53,000円(税込)
- お支払方法
- クレジットカード
- キャンパス
- 定員
- 40名
- 備考
- 週末フィールドワークあり
- お問合せ
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