武家の朝活クラス
~眠気が吹っ飛ぶ狂言の世界~
最近、お腹から大きな声を出して身体を動かしていますか?650年続く狂言は、「観る」だけの芸能ではなく、実は「演る」教養として古くから発展してきた武士文化でした。例えば、秀吉・家康・利家が一緒に狂言の公演を行った記録も残っており、そこにはまるで現代のゴルフのようなコミュニケーションツールとしての側面もあったのではないでしょうか。今回はどなたでも手軽にできる狂言のワンシーンを抜粋してお教えします。朝から腹式呼吸で心技体を整える傍、武家風土を遺す丸の内という地で、あなたの未だ知らない狂言の世界を覗いてみませんか?
- 講師
- 石田幸雄
- 日程
- 全4回(60分) 火曜日 7:15-8:15
- 学費等
- 学費:21,000円(税込)
事務手数料:1,350円(税込)
- 合計金額
- 22,350円(税込)
- 定員
- 40名
- 第1回
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10月16日(火) 『蝸牛』ってなんのこと?ワクワクする謡を習得
講師:石田幸雄
思いっきり笑って泣く、という狂言の基礎は勿論、当クラスのテーマである『蝸牛』の解説。全4回で完全習得していただく、どなたにも出来る簡単な謡と舞にチャレンジ。
- 第2回
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10月23日(火) 狂言の代表的な役『山伏』登場!キレのある型を習得
講師:石田幸雄
神羅万象様々な生き物が登場する狂言の、代表的な役である山伏の紹介と体験。狂言=すり足、ではない?!『蝸牛』の謡と舞も継続指導。
- 第3回
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10月30日(火) 囃すってどういうこと?場の空気を盛り立てる方法を習得
講師:石田幸雄
場の空気を変えるには?『蝸牛』に登場する太郎冠者は舞台に観客を惹き付け、場を盛り上げる任を担っている。ミーティングにも応用できるかも?!謡と舞も継続指導。
- 第4回
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11月6日(火) 頭から離れないリズム!掛け合いの妙を習得
講師:石田幸雄
250以上ある狂言の物語に、一人芝居は一つしか存在しない。舞台上の役者たちの掛け合いと拮抗、狂言の真髄はここにある?!これまで学んだ『蝸牛』を通して、その醍醐味を体感する。
- 推奨コメント
- 丸山英聡
日本郵船株式会社 専務経営委員“イノベーションと能(変わるものと変わらぬもの、無常と悠久)“
いつも興味深い石田先生のお話の中で私が驚いたことの一つは、650年前の演能時間は、なんと今の半分程であったということです。さすれば、あのゆったりとした印象のお能も、多くのイノベーションを経て今の形になっているのでしょう。それならば、我々が『伝統』と一括りにする悠久の精神の様なものとは一体何なのか?ひいては、この丸の内という地にも、脈々と受け継がれてきた軸のようなものがあるのか?健康的な朝を迎えると共に、そんな歴史の移ろいを肌で感じる機会となるのではないでしょうか。
- 石田幸雄
(和泉流狂言師)
野村万作・萬斎と共に、能狂言はもちろん新作も含めた、国内外での数多くの公演実績を持つ能楽界のベテラン。高校卒業後に野村万作に飛び込みで弟子入りするという特異な経歴を持ち、その独自の視点から語られる、誰にでも親しみやすい狂言解説にも定評がある。重要無形文化財総合指定保持者。芸術祭大賞および観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。
- コース名
[丸の内学部]
武家の朝活クラス ~眠気が吹っ飛ぶ狂言の世界~講師:石田幸雄
実施: 株式会社サンプラックス
- 日程
- 火曜日 7:15-8:15
- 学費等
- 全4回(60分)
学費:21,000円(税込)
事務手数料:1,350円(税込)
- 合計金額
- 22,350円(税込)
- お支払方法
- クレジットカード
- キャンパス
- 大手門タワー・JXビル1F「3×3Lab Future サロン」
- 定員
- 40名
- 備考
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- 足袋や扇のご用意は不要です。
- 動きやすい服装(足が肩幅程度に開く服装)でお越しください。
- お問合せ
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