初めての日本舞踊クラス

初めての日本舞踊クラス
～江戸時代の手ほどきにチャレンジ！～

昔の歌舞伎や日本舞踊の原点、手ほどき曲(初心者の練習曲)をそのまま再現！今回は日本舞踊でもっとも古い曲と言われる「文がやりたや」と「馬場先おどり」の２曲を徹底して練習します。今から３００年前の元禄時代に出来たもので、これが江戸時代から昭和までの手ほどき曲でした。昔の手ほどにチャレンジしてみませんか？実際の稽古以外に、座学でもこの曲について学びながら日本古来の稽古方法、学び方を知っていきます。

講師: 村尚也、西崎櫻鼓

日程: 全9回(60分)　火曜日　7:15-8:15

場所: ニッポン放送 B2F「ニッポン放送イマジン・スタジオ」

学費等: 学費：41,650円(税込)
事務手数料：1,350円(税込)

合計金額: 43,000円(税込)

定員: 30名

申込み受付終了

※申込締切：7月7日の午前0時です。

第1回

7月11日(火)　元禄時代の「文がやりたや」

講師：村尚也、西崎櫻鼓

扇子の使い方、女振りの基本動作(歩き方、オスベリなど)を稽古する。

第2回

7月18日(火)　「文がやりたや」のおさらい(復習)

講師：村尚也、西崎櫻鼓

第1回の復習と女らしさとしぐさの知恵について稽古する。

第3回

7月25日(火)　基本の確認「練習曲一番」

講師：村尚也、西崎櫻鼓

おしぎの仕方、正座の仕方、スリ足、動作の基本を稽古し、別に第1回、第2回の復習も行う。

第4回

8月1日(火)　「文がやりたや」「練習曲一番」の上げざらい

講師：村尚也、西崎櫻鼓

第1回から第3回まで稽古をした「文がやりたや」、「練習曲一番」の総点検と仕上げの稽古。

第5回

8月8日(火)　元禄時代の「馬場先おどり」はじめての男踊り

講師：村尚也、西崎櫻鼓

セリフをいいながら踊り、馬の手綱をしごきながらさまざまの見得をする。

第6回

8月22日(火)　「馬場先おどり」のおさらい（復習）

講師：村尚也、西崎櫻鼓

第5回の復習を行う。

第7回

8月29日(火)　6歳6月6日から稽古初めをするのはなぜか？

講師：村尚也、西崎櫻鼓

一番古い歌舞伎の文献に残っている「馬場先おどり」、日本人の稽古事情を学ぶ。

座学講義となります。
会場は、交通会館6F「LEAGUE有楽町」となります。

第8回

9月5日(火)　「馬場先おどり」のあげざらい

講師：村尚也、西崎櫻鼓

第5回、第6回で稽古をした「馬場先おどり」の総点検と仕上げの稽古。
第4回までに稽古をした「文がやりたや」、「練習曲一番」のおさらい稽古も行う。

第9回

9月9日(土)　【フィールドワーク】　能舞台で日舞する

講師：村尚也、西崎櫻鼓

歌舞伎発祥の頃は、能舞台を使っていた。
また、歌舞伎は芝居より踊りの要素が強く、「馬場先おどり」も「文がやりたや」も踊られていた。
歌舞伎や日本舞踊の原点にかえって、能舞台で日本舞踊を踊る。

土曜日開催。
会場は久良岐能舞台となります。（横浜市磯子区岡村八丁目21-7）
現地集合(9/9(土)12：45)・解散(9/9(土)16：30)予定。
現地までの交通費は学費に含まれていません。
雨天決行。荒天の場合は中止となります。
詳細はクラス内にてご案内します。

申込み受付終了

※申込締切：7月7日の午前0時です。

: 村尚也
(日本舞踊家)

日本伝統芸能舞台演出家。能や歌舞伎の演出、文楽やJポップの振付など。NHK Eテレ「にっぽんの芸能」の他、「紅白歌合戦」「新春隠し芸大会」等の演技指導や振付、出演。日舞の異ジャンルとのコラボやアングラ劇場での上演など、革新的先鞭をつけてきた。著書も多い。文化庁・芸術選奨、芸術祭賞ほか選考委員を歴任。文化学院講師。公式URL：http://www.murasan-nippon.com

: 西崎櫻鼓
(日本舞踊家)

2歳から日本舞踊を始め同年初舞台を踏む。西崎緑江、絵壬乃、坂東鼓登治に師事。平成20年に西崎流みどり会会長・西崎緑江の後継者として櫻鼓を襲名。同時に超流派おどりの空間に入り、国内外の公演に多数出演。平成25年初リサイタル公演『櫻鼓infinity』、平成27年には初演出、主演により河本龍葉との二人会も行う。昨年は明治座主催『SAKURA』公演に連獅子で出演。幅広く活動中。
公式URL：http://www.sakurako-infinity.com/

コース名

[表現学部]
初めての日本舞踊クラス～江戸時代の手ほどきにチャレンジ！～

講師：村尚也、西崎櫻鼓

実施：一般社団法人えがおファーム