AIDコミュニケーションクラス
障がいや難病に役立てるクリエイティブ
クリエイティブの力で、障がい者・難治性疾患患者の現実を一般社会に対して強く訴え、患者の方々の支援につながるコミュニケーションアイデアを考えていくクラスです。授業の中では、世の中を変えた、人々を実際に行動させた施策の事例を紹介します。ハンディキャップをもった方々がいま実際に抱えている社会問題について真剣に考え、世の中に広めるためのアイデアを提案していきます。
※動画をWEBサイトで閲覧できない方はこちらからご覧ください。
- 第1回
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7月8日(月) ALSの《モノ・コト・ハコ・ヒト》の設計図について学ぶ
講師:白水生路,西根英一
ヘルスケアビジネスの専門家が、ALSを事例に行政の動きなどを解説しながら、ヘルスコミュニケーションの設計図を描く。
- 第2回
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7月1日(月) オリエンテーション
講師:白水生路
なぜいまここで障がいや希少・難治性疾患患者について考えるのか、現状や問題点をALSという病気の一つの事例から捉える。また、授業の進め方など全体のオリエンテーションも兼ねた基本講義を行う。
- 第3回
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7月22日(月) 世界で世の中を変えたクリエイティブ事例の紹介
講師:白水生路
世の中を変えるまでのインパクトを持ったクリエイティブの事例を、各国から収集し、紹介する。
- 第4回
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7月29日(月) 世界を変えている事例「ブラインドサッカー」
講師:白水生路,井口健司
目の不自由な人との社会の関わり方を変えたアイデアであるブラインドサッカー。その成り立ちや、問題点を深く知ることで、障がいを持つ人に、社会がどのようにアプローチしてきたかを学ぶ。
- 第5回
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8月5日(月) ALSを世の中に伝えよう
講師:白水生路
課題の発表。「ALSをコミュニケーション力で世の中に広めるためのアイデアとは?」。また、プレゼンテーションの方法を紹介する。
- 第6回
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8月24日(土) 【フィールドワーク】ALSと闘病中の「藤田ヒロ氏」へのインタビュー
講師:白水生路,藤田ヒロ
ALS患者である藤田ヒロ氏を訪問。彼から生の声を聞き、受講生からの質問や意見などを交換し合う場を設ける。
※土曜日開催。
※内容の変更の可能性があります。
- 第7回
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9月2日(月) プレゼンテーション1回目
講師:白水生路
これまでの授業やフィールドワークを通して、チームごとに考えたアイデアをプレゼンテーションする。
※会場は丸の内ビル8F 「コンファレンススクエア ROOM3」。
- 第8回
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9月9日(月) プレゼンテーション2回目
講師:白水生路
これまでの授業やフィールドワークを通して、チームごとに考えたアイデアをプレゼンテーションする。さらに全チームのプレゼンを振り返り、よかった部分、さらに改良できる部分について話し合う。
- 白水生路
(クリエイティブ ディレクター)
1992年(株)マッキャンエリクソン博報堂(現(株)マッキャンエリクソン)に入社。95年?99年にかけて、ワイデン&ケネディとの業務提携において、NIKE専属アートディレクターとなる。数多くのブランドを担当するクリエイティブ ディレクターとして広告にとどまらないクリエイティブ表現を実現。2009年より現職に就く。ACC、NYフェスティバルをはじめ、数々の受賞歴を持つ。ミュージシャンとしても活動している。
- 井口健司
(日本視覚障害者サッカー協会)
大学卒業後、視覚障害者の歩行訓練やケースワーカーとして障害者支援施設で勤務。その経験を生かし、2011年4月から日本ブラインドサッカー協会で勤務。現在は、国内大会事業部やダイバーシティ事業部を担当。ダイバーシティ事業部では、「障がいの有無にかかわらず、混ざり合う社会の実現」を目指している。ブラインドサッカー国際審判員として、北京パラリンピック(2008年)や世界選手権(2010年)で主審を務めた経験も持つ。
- 西根英一
(マッキャンヘルスコミュニケーションズ)
医療ヘルスケア専門の広告会社マッキャンヘルスコミュニケーションズのChief Knowledge Officer。ヘルスコミュニケーション研究開発、ヘルスケアビジネス戦略策定、実践指導にあたる。宣伝会議の講師をはじめ教育機会多数。厚労省「すこやか生活習慣国民運動」(健康日本21)の推進室長他、文科省「女性のライフプランニング支援総合推進事業」、経産省「ヘルスケアビジネス創出促進事業」等に関与。
- コース名
[環境学部]
AIDコミュニケーションクラス 障がいや難病に役立てるクリエイティブ講師:白水生路、井口健司、西根英一
実施: 株式会社umari
- 日程
- 毎週月曜日 7:15-8:15
- 学費
- 全8回(60分) 35,000円(税込)
- お支払方法
- クレジットカード
- キャンパス
- 定員
- 40名
- 備考
- 宿題あり、グループワークあり、週末フィールドワークあり。
- お問合せ
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