丸の内朝大学

環境学部

アーバン木こりクラス 岩手編
都会に暮らし、森と生きる

都会に暮らすと実感しづらいですが、私たちが住んでいるのは世界2位の森林率を誇る、森の国。大昔から森と共生してきました。今日でも森に癒しを求め、週末の登山が根強い人気なのは古来からの感覚かもしれません。東北では、震災の影響の少なかった森の資源をいかして復興へ向かう動きがあります。このクラスでは、世界の、日本の森林について学ぶとともに、岩手では復興に取り組む人による講義を開催。林業の現場体験や、木でつくった復興住宅群へも見学に行きます。森の知識を身につけるだけではなく、体験を通して学ぶことで、森や被災地との関わり方を考えることができる、“これからの都市生活者”になることを目指すクラスです。





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講師
水谷伸吉、佐々木康行、細谷一
日程
全9回(60分) 毎週金曜日 7:15-8:15
場所
学費
39,000円(税込)
定員
38名
申込み受付終了
※申込締切:5月21日の午前0時です。
第1回

5月24日(金) 森の基礎知識を身につけよう

講師:水谷伸吉

グループに分かれて「森のすごろく」を行ない、ワークショップ形式で森の基礎情報について学ぶ。日本・世界の森の基本編。

第2回

5月31日(金) 3.11後の東北の森林と林業

講師:水谷伸吉

東日本大震災を受けて、岩手県住田町など複数の地域では、地元の木材で仮設住宅を建設する、ユニークな取り組みを進めている。エネルギー問題も含めて考える。

第3回

6月1日(土) 【フィールドワーク①】岩手の森で学ぶ1日目 :座学 

講師:気仙地方森林組合

住田町の森林・林業の現状や間伐の方法、安全管理などについて、地元の林業従事者からレクチャーを受ける。

※土曜日開催。
※会場は岩手県住田町。
※現地集合・解散。
※交通費、宿泊費等は学費に含まれておりません。
第4回

6月1日(土) 【フィールドワーク②】岩手の森で学ぶ1日目:森を体感できる林業の現場へ

講師:気仙地方森林組合

プロの林業従事者の指導を受けながら、チェーンソーやノコギリを使って、実際に山の現場で自ら間伐を体験する。

※土曜日開催。
※会場は岩手県住田町。
※現地集合・解散。
※交通費、宿泊費等は学費に含まれておりません。
※動きやすい服装、軍手をご用意ください
第5回

6月2日(日) 【フィールドワーク③】岩手の森で学ぶ2日目: 被災地へ

講師:佐々木康行

主に陸前高田市からの被災者が入居している住田町の仮設住宅を訪問。津波による甚大な被害を受けた陸前高田市の今を、確かめる。

※日曜日開催。
※会場は岩手県住田町。
※現地集合・解散。
※交通費、宿泊費等は学費に含まれておりません。
第6回

6月2日(日) 【フィールドワーク④】岩手の森で学ぶ2日目:木造仮設住宅へ

講師:細谷一

震災3日後、町独自の判断で木造仮設住宅の建設に踏み切った住田町。その経緯や意義についてレクチャーを受ける。実際に仮設住宅を訪問し、入居者の生の声を聞きつつ意見交換する。

※日曜日開催。
※会場は岩手県住田町。
※現地集合・解散。
※交通費、宿泊費等は学費に含まれておりません。
第7回

6月7日(金) これからへつなぐワークショップ

講師:水谷伸吉

現地視察を踏まえたうえで、振り返りのグループディスカッション。また、グループに分かれて現地レポートを作成して、これからを考える。後半は、講師による「都市と森のつながり」の事例を学ぶ。

第8回

6月14日(金) 都市と森の関わり方学

講師:水谷伸吉

前半ではモア・トゥリーズの活動事例から都市に住まいながら森と関わる方法を考える。後半はチームごとにアクションプランを練る。

第9回

6月21日(金) TEAM アーバン木こりスタート

講師:水谷伸吉

チームごとに考えた今後のアクションを発表(講師による講評と総括あり)。

申込み受付終了
※申込締切:5月21日の午前0時です。
水谷伸吉
(一般社団法人モア・トゥリーズ 事務局長)

1978年東京生まれ。慶応義塾大学経済学部を卒業後、2000年より㈱クボタで環境プラント部門に従事。2003年よりインドネシアでの植林団体に移り、熱帯雨林の再生に取り組む。2007年に坂本龍一氏の呼びかけによる森林保全団体「more trees」の立ち上げに伴い、活動に参画し事務局長に就任。森づくりをベースとした国産材の利用促進のほか、カーボンオフセットや地域活性化なども手掛ける。

佐々木康行
(住田町観光協会)

住田町世田米出身。1976年6月生まれ。2011年4月より住田町観光協会、すみた民泊協会、住田町郷土芸能団体連絡協議会の事務局として、住田町の都市農村交流人口の拡大、地域活性化をテーマに、観光推進に取り組んでいる。また、外舘鹿踊芸能保存会、五葉山火縄銃鉄砲隊伝承会、鳴瀬太鼓などの芸能団体に属し、郷土芸能保存に取り組んでいるほか、すみた森の案内人にも所属し、種山ヶ原森林公園などを案内している。

細谷一
(住田町応急仮設住宅 中上団地 自治会事務局長)

1961年生まれ。岩手県陸前高田市米崎町出身。東日本大震災の大津波で自宅を失い、隣接する気仙郡住田町の仮設住宅に入居。二十代に住田町内の会社に在籍した縁も有り同町の仮設を希望。入居後中上仮設団地の自治会事務局を務める。木造一戸建ての仮設住宅は大のお気に入り。元陸前高田市職員。大震災前年に早期退職し若隠居生活中。

コース名

[環境学部]
アーバン木こりクラス 岩手編 都会に暮らし、森と生きる

講師:水谷伸吉、佐々木康行、細谷一

実施: 一般社団法人モア・トゥリーズ株式会社バウム

日程
毎週金曜日 7:15-8:15
学費
全9回(60分) 39,000円(税込)
お支払方法
クレジットカード
キャンパス
定員
38名
備考
宿題あり、グループワークあり、週末フィールドワークあり
お問合せ
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申込み受付終了
※申込締切:5月21日の午前0時です。