ソウルトラベルクラス第四章 presented by 宮崎県
フィールドワークは天孫降臨の聖地ヒムカへ!
ソウルトラベルクラスの第四章がスタートします!
今回のテーマは、2012年に編纂1300年目を迎える、日本最古の歴史書「古事記」。
アニバーサリー・イヤーでもあるこの機会に、古事記について分かりやすく、楽しく学びます。
今回は、古事記の舞台となった宮崎県との共同開催でもあります。
フィールドワークでは、1泊2日で天孫降臨の聖地「ヒムカ」(現在の宮崎県の辺り)へ出かけます。古来より伝わる神話の内容と、そこに秘められたコトワリを、五感をフル活用して学んでいきましょう。
パワースポット巡りや神社に興味のある方、古事記を知らなくても十分に楽しめるクラスです。
- 第1回
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4月18日(水) 天の岩戸開き〈天の岩戸神社〉
講師:木戸寛孝
ヒムカ神話はニニギ尊が現在の宮崎県の辺りに天孫降臨したことで始まり、神武天皇が大和へと東征するまでの間の物語を指すが、その天孫降臨に至るまでにどのような経緯の物語があったのかを学ぶ。
- 第2回
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5月9日(水) ヒムカ神話(1) ヒムカ三代の夫婦げんかの因縁
講師:木戸寛孝
ヒムカ三代の神々は、国生みをしたイザナギとイザナミ以来、夫婦喧嘩の記憶が相続され、伊勢神宮創建神話にも重なる。この世で人が争う根源にも神話に刻まれた夫婦喧嘩の記憶が何かしら影響しているのかもしれない。
- 第3回
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5月23日(水) ヒムカ神話(2) 天孫降臨と三種の神器
講師:木戸寛孝
日本国憲法第一条には「天皇は、日本国の象徴であり…」と書かれている。いったい、この第一条に記される「象徴」とはどのような原理に基づいたものなのかを、古事記にその由来を求め考える。
- 第4回
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5月30日(水) ヒムカ神話(3) 天孫降臨と斎庭の稲穂
講師:木戸寛孝
古事記では天照大神がはじめて稲穂を得られたとき、これこそ「蒼生=天下万民の食べていくべきもの」と言われ、天孫降臨に際して「斎庭の稲穂」を授けた。この物語が勤労感謝の日の由来につながる。
- 第5回
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6月2日(土)・3日(日) 【フィールドワーク】聖地ヒムカを旅する
講師:木戸寛孝
聖地・ヒムカ。このヒムカの地にニニギノ尊は天孫降臨し、初代天皇となる神武天皇の前までの三世代(ニニギ尊、山幸彦、ウガヤフキアエズ尊)をヒムカ三代と呼ぶこの3人の神々に由来する神社を巡る。
※開催日が土・日曜日の1泊2日となりますのでご注意ください。
※現地集合・現地解散となります。
※現地までの交通費、現地宿泊費は学費に含まれておりません。
※現地での交通費は学費に含まれております。
※詳細につきましては、クラス開始後にお伝えいたします。
- 第6回
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6月6日(水) ヒムカ神話(4) 兄弟げんかの因縁 海幸彦と山幸彦
講師:木戸寛孝
夫婦喧嘩同様に、兄弟喧嘩の記憶も私たちの深層に刻まれている。 この喧嘩は、弟の方に相続権もしくは正統性が生じたときの「兄の怒り」から始まる。日本神話の場合、海幸彦(兄)と山幸彦(弟)の物語となる。
- 第7回
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6月13日(水) ヒムカ神話(5) 神武東征と日本建国
講師:木戸寛孝
ヒムカの地で生まれ育ち、後に初代神武天皇となるウガヤフキアエズ尊の第4子・カンヤマトイワレヒコが大和に東征し、日本建国の道を切りひらいた神話を紹介。これが2月11日の祝日・建国記念日の由来である。
- 第8回
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6月20日(水) 古事記編纂1300年の意義とは
講師:木戸寛孝
最後の講座では、日本のマツリゴトの中核にある古事記のストーリー(記憶)を総括。現代社会に生きる私たちは、そこから何をつかみ取り、未来へと自分を開いていく上でのヒントにしていけるかを考察する。
- 木戸寛孝
(木戸孝允直系6代目)
1969年生まれ。慶応大学法学部卒業後(株)電通に入社。1999年に退社後、千葉県香取市で4年間農業に従事。2003年には国際NGO・World Federalist Movement of Japanの事務局次長として、オランダ・ハーグに常設された国際刑事裁判所(ICC)に日本政府が加盟するためのロビー活動を行い、2007年加盟。同年よりCARE-WAVE実行委員会のチーフ・ディレクターを務める。
- コース名
[旅学部]
ソウルトラベルクラス第四章 presented by 宮崎県 フィールドワークは天孫降臨の聖地ヒムカへ!講師:木戸寛孝
実施: 株式会社umari
- 日程
- 毎週水曜日 7:15-8:15
- 学費
- 全8回(60分) 39,000円(税込)
- お支払方法
- クレジットカード
- キャンパス
- 定員
- 50名
- 備考
- 筆記用具など
- お問合せ
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