丸の内朝大学

伝統学部

ニッポンのものづくりクラス
印傳と江戸切子のデザインを探求する

2012年夏学期に開講した「ものづくりクラス」第2弾は、「伝統産業×デザイン」にフォーカスをあてていきます。その題材となるのは気候風土や歴史、文化の中から生み出された「江戸切子」(東京)と「印傳」(山梨)。この2つの伝統産業を、新しい感性と時代と調和させながら、次のカタチへと進化させようとする若手の職人2人とともに学び、授業の中で新しいデザインを生み出していきます。





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講師
堀口徹、山本裕輔、河内宏仁、脇坂真吏
日程
全8回(60分) 毎週月曜日 7:15-8:15
場所
学費
39,000円(税込)
定員
40名
申込み受付終了
※申込締切:7月2日の午前0時です。
第1回

7月8日(月) 伝統産業におけるデザインについて学ぶ

講師:脇坂真吏

日本の産業の中心「ものづくり」。その中でも伝統産業と認定されている産地・商品が全国には多くある。そうした伝統産業とデザイン・装飾の歴史と文化を学ぶ。

第2回

7月22日(月) 江戸切子①:江戸切子の歴史とデザインのつくり方

講師:堀口徹

堀口切子三代秀石の堀口氏から、江戸切子の概要や堀口氏が考えている思いや会社の取り組みについて聞き、江戸切子のデザインのつくり方について学ぶ。

第3回

7月29日(月) ものづくりの新しい可能性とデザイン性について

講師:河内宏仁

「日本の”ものづくり”をもっと身近に」をテーマに商品開発から流通まで一貫してサポートしている「REALJAPANPROJECT」。どういったことを考え新しいデザインや企画を提案しているのかについて学ぶ。

第4回

8月3日(土) 【フィールドワーク①】江戸切子の現場へ潜入

講師:堀口徹

江戸切子が生み出されている現場へ行き、江戸切子が制作されていく様子や作品などを見ながら、その技術や過去から今に続くデザインや技術の工夫を学ぶ。

※土曜日開催。
※都営新宿線西大島駅集合・解散。
※西大島駅までの交通費は学費に含まれていません。
第5回

8月5日(月) 印傳①:印傳の歴史とデザインのつくり方

講師:山本裕輔

わずか4軒しか残らない印傳のひとつ、「印傳の山本」の山本氏に、印傳の概要と印傳の山本の取り組み、山本さんが考えているこれからの印傳について聞き、印傳のデザインのつくり方について学ぶ。

第6回

8月26日(月) 江戸切子②:デザイン発表と未来の江戸切子を考える

講師:堀口徹

チームで考えた江戸切子の新しいデザインについての発表とその講評を行う。後半は、これからの江戸切子について、堀口氏とディスカッションを行う。

第7回

8月31日(土) 【フィールドワーク②】印傳の現場へ潜入

講師:山本裕輔

印傳の制作現場へ行き、印傳が制作されている様子や作品、店舗内を見学し、その技術やデザインの意図などを学ぶ。

※土曜日開催。
※JR甲府駅集合・解散。
※甲府駅までの交通費は学費に含まれていません。
第8回

9月9日(月) 印傳②:デザイン発表と未来の印傳を考える

講師:山本裕輔

チームで考えた印傳の新しいデザインについての発表とその講評を行う。後半は、これからの印傳について、山本氏とディスカッションを行う。

申込み受付終了
※申込締切:7月2日の午前0時です。
堀口徹
(堀口切子 三代 秀石)

伝統工芸の技が試される江戸切子新作展において、2009~2010年、2年連続で最優秀賞を受賞するなどその技術力が高く評価される。伝統工芸のフィールドで培った技術をもとに「工芸」、「アート」の枠にとらわれることなく、江戸切子の幅を広げるべく、制作に取り組む。時流を意識した創作活動で近年は海外出品なども展開している。日本の伝統工芸士、東京カットグラス工業協同組合理事、日本ガラス工芸学会会員。

山本裕輔
(印傳の山本)

古くからの伝統技術を継承しながら新しい印傳を伝承・発展させるべく活動。入社2年目にして、(財)伝統的工芸品産業振興協会主催第31回全国伝統的工芸品コンクールにて入選をしたのを皮切りに、第33回・34回全国伝統的工芸品コンクールにおいても新作が入選。また、携帯ゲーム会社「コロプラ」と提携し、コラボ商品の企画・製作も行い、新たな客層へのアプローチに成功している。 メディアにも多数出演の実績を持つ。

河内宏仁
(株式会社リアルジャパンプロジェクト代表取締役)

国内外ファッションブランドのPRを10 年間経験後、 日本各地に伝わる“ ものづくり”、卓越した匠の技から生まれる秀逸なプロダクツをもっと多くの人に知ってもらいたいという思いからREALJAPANPROJECTをスタート。リアルショップ、ネットショップを通じて、実際に商品に触れられる、体感できる場所を用意すると共に個人から法人に至るまで、新たな販路を開拓することで、各地に長年継承されてきた貴重なものづくりの文化を擁護・支援している。

脇坂真吏
(農業コンシェルジュ)

北海道生まれ。東京農業大学卒業。NPO法人農家のこせがれネットワークや豪族ネットワークなど、人と人のつながりを創ることから地域活性・人材育成などにつながるような組織・団体のプロデュースをてがける。2011年、株式会社脇道を設立。農業に留まらず、漁業やものづくりといった第一次産業全体のプロデュースや都市部の企業×地域・食材などの企画などを行う。 夢は「小学生のなりたい職業1位を農家にすること」。

コース名

[伝統学部]
ニッポンのものづくりクラス 印傳と江戸切子のデザインを探求する

講師:堀口徹、山本裕輔、河内宏仁、脇坂真吏

実施: 株式会社脇道

日程
毎週月曜日 7:15-8:15
学費
全8回(60分) 39,000円(税込)
お支払方法
クレジットカード
キャンパス
定員
40名
備考
グループワークあり、週末フィールドワークあり。
お問合せ
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申込み受付終了
※申込締切:7月2日の午前0時です。